犬とわたしと老人福祉法

80代の母と二人暮らしの50代後半のわたし。老人と老人予備軍です。愛犬達と明るい老年暮らしを楽しんでいます。「老人」って言葉はどぎついですが、老人福祉法の理念は素晴らしい。未来を展望する老人福祉法を暮らしの中で身近に感じたいです。

高齢者の車の運転

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母が母の妹といっしょに、私の別の伯母のご主人、つまり私から見ると義理の伯父、母から見ると義理の弟、のお見舞いに行ったそうです。その伯父は、自宅近くで車の運転中に対向車と正面衝突、しかし、その実、伯父の方が運転中に軽い脳梗塞を起こしたのが原因での正面衝突だった、と、のちに判明。そもそもお互いにスピードは出していなかったので、事故としては大したことなかったのですが、伯父の外傷はそれなりにひどかったうえ、脳梗塞ですから、安静第一。との診断。

ところが、もともときかん気の強い人で病院からはさっさと自主退院していたし、自宅で安静と聞いた母たちがお見舞いに行ったときはもう仕事に行ってしまっていたそうです。もちろん、運転はしていませんで伯母が送迎したそうですが、自営業なので休業しても従業員の生活を守れないと思うと仕事が気になるのは当然ではあります。

高齢になると運転も危ういですね。仕事を続けること、責任を果たすことへの不安は増大します。

それ以上に、自分の老いの現実に直面化することを避けてしまいたい。

その気持ちはわかるけど、おうちに残ってお留守番していた伯母の方がさらに不安で気の毒です。高齢者の暮らしを安心できるものにするための法案は、まだまだ不十分かもしれません。

寒さが少し緩んできて、我が家の水仙がいっせいに咲き始めました。うちは水仙がとてもたくさん咲くのです。自然に増えていっています。可愛らしい素朴な花なのに、薫りは素晴らしくて、切り花にしたら家中に香りが充満して、もうすぐそこに来ているに違いない春にときめいています。